日本の防衛省は2019年度末までに、無人偵察機「グローバルホーク」3機を導入し、日本周辺の警戒監視能力の向上を図り、中国公船による釣魚島の巡航などを警戒する。無人機の運用のため、陸海空の各自衛隊による共同部隊も発足させる。時事通信社が伝えた。
日本政府は16年度予算案で、グローバルホークの取得費として、146億円を計上した。グローバルホークは米国内での組み立てを経て、日本に交付される。
グローバルホークは米軍の無人偵察機で、全長約15メートル、航続時間は36時間に達し、高度約1万8000メートルでの飛行が可能。地上の30センチ程度の物体の動きも捉えるとされる。東日本大震災時には、米軍による東京電力福島第1原発の監視活動に使用された。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年1月22日