オバリー氏は昨年9月、間もなく始まる捕殺シーズンに抗議活動を行うため訪日した。日本の警察当局は、オバリー氏に飲酒運転の可能性があるという通報を受け、同氏が検出後にパスポートを提示しなかったことから逮捕に踏み切った。オバリー氏は翌日の夜に釈放された。
オバリー氏の弁護士と支持者は、今回の入国拒否を疑問視している。
弁護士は、「オバリー氏は毎年この時期によく日本を訪れる。目的はいつも同じだ。今回の入国拒否は非合理的だ」と話した。
オバリー氏のSNSは17日より更新が途絶えている。オバリー氏は17日に、自らの入国カードの写真を投稿し、「また来たぞ」とコメントしていた。
共同通信社によると、オバリー氏は今回の入国拒否について、すでに抗議しているという。
東京入国管理局は本件を「個別のケース」とし、プライバシー保護の制度により、現時点ではコメントできないとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年1月24日