安倍氏がイランに食指、その理由は?

安倍氏がイランに食指、その理由は?。

タグ: 安倍晋三,日本,イラン

発信時間: 2016-01-26 11:23:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


共同通信社の24日の報道によると、日本政府は安倍晋三首相のイラン訪問実現に向け検討を始めている。安倍首相がイランを訪問した場合、何をするだろうか?どのような目標を打ち出すだろうか?

【ビジネス】

日本政府は今月22日、対イラン制裁を解除した。イラン核問題の全面的な合意の一部として、イランの長年に渡る経済制裁が徐々に解除されている。この中東の大国は再び国際市場に復帰した。多くの企業は、イランでのビジネスの可能性を目にしている。

日本のエネルギー産業と自動車業界は、すでにイラン進出の強い意向を示している。共同通信社は24日、イランは世界屈指の原油・ガス確認埋蔵量を誇るが、日本は制裁中に投資を行うことができなかったと報じた。日本商工会議所の三村明夫会頭は22日の記者会見で「(貿易や投資などの)プロジェクトが動き始め、商機が増える」と制裁解除を歓迎した。

経済産業省などはアザデガン油田の開発への復帰を探る構えだ。「日の丸油田」として期待が大きかったが、米国の制裁強化による影響で2010年に撤退した。

日本自動車工業会によると、イランの2014年の自動車生産台数は100万台超。スポーツタイプ多目的車(SUV)の部品を輸出しているスズキの鈴木俊宏社長は、「大きな市場なのでしっかり販売していきたい」と述べた。

【原油】

情報によると、安倍首相はイラン訪問中、長期の石油輸出契約を締結し、現在の1日11万バレルの輸入量を15万バレル以上にする可能性を探る。

日本の原油の85%は中東から輸入されており、イランはその主な供給源だ。これまでは経済制裁により、日本がイランから輸入する原油量には制限があった。この制裁が解除されたことで、日本は原油の輸入量を拡大しようとしている。

しかし共同通信社によると、日本の高官はイランとサウジアラビアの関係が緊張化していることから、原油輸入でイランと歩み寄ることにより、中東のもう一つの主な供給源であるサウジアラビアを刺激する可能性があると懸念している。

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