世界最大級の携帯端末見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」が22日、スペインのバルセロナで開幕した。最も目立つ位置のため出展料が高額な3番ホールには、中韓両国の有名企業が集まった。韓国・聯合ニュースが2月23日に伝えた。
3番ホールに出展している韓国企業は、サムスン電子、LG電子、SKテレコム、KTの4社。サムスンは今年もMWCで、GALAXY Sの発表会を開いた。サムスンは最近、スマートウォッチ、バーチャルリアリティ製品などを立て続けに発表しており、2015年と同規模の展示面積を確保し、3番ホールの中心的な位置を占めた。しかし全体的な勢いを見ると、韓国企業は中国企業に及ばない。
3番ホールでは、ファーウェイがサムスンと同じ中心的な位置を占めたほか、ZTE、レノボなどの中国スマホメーカーと、チャイナ・モバイルが出展した。1月に米国で開催された世界最大の家電見本市「CES 2016」で、主要展示ブースを占めたTCLやハイアールなどの家電メーカーは、「モバイル端末メーカー」としてMWCに登場した。
日本のスマホメーカーのFREETELLは、ミドル・ローエンドスマホを発表した。しかしそのデザインもスペックも時代遅れで、「メイド・イン・ジャパン」の衰退を象徴している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年2月24日