日本全国でこのほど実施された世論調査によると、日本の安倍晋三首相の任期内の改憲実現について、5割弱が「評価しない」と回答した。
朝日新聞社が12、13日に実施した全国世論調査(電話)によると、安倍首相が憲法改正について「私の在任中に成し遂げたい」と述べたことを「評価する」は38%、「評価しない」は49%だった。
内閣支持率は44%(前回2月調査は40%)とやや上昇。不支持率は35%(同38%)。
安倍政権の経済政策などの施政方針については、悲観的な回答が目立った。
「安倍政権発足後、景気回復の実感は?」という設問について、「実感がある」は17%、「実感がない」は76%となった。
「アベノミクスによる所得および雇用機会の拡大の効果はあるか?」という設問に対して、「効果がある」は24%のみで、「そうは思わない」の62%を大きく下回った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月16日