劣悪な労働環境、日本で中国人実習生が失踪

劣悪な労働環境、日本で中国人実習生が失踪。

タグ: 劣悪な労働環境,中国人実習生が失踪

発信時間: 2016-03-16 11:06:43 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本の法務省の調べによると、日本で昨年失踪した外国人技能実習生が5803人にのぼり、過去最多だった前年を大幅に上回った。うち中国人は3116人。日本の中国語新聞『中文導報』が伝えた。

日本政府は外国人実習生の失踪の原因の多くが、実習先の劣悪な労働環境としている。政府は実習先の監視を強化する法整備を進め、失踪増加に歯止めをかけたい考えだ。

外国人技能実習制度は、外国の若者が日本で先進技術を学び、母国の発展に生かしてもらうことを目的としており、昨年6月末時点で約18万人が実習を受けている。実習生の失踪は2012年は2005人、2013年は3566人、2014年は4847人と、千人規模の増加が続いている。

昨年の失踪者は中国人が最多の3116人で、ベトナム人1705人、ミャンマー人336人と続く。制度を悪用して、実習生に別の仕事を紹介し、失踪を助長するブローカーの存在が指摘されている。

名古屋入国管理局と岐阜県の関連部門が会議で公表したデータによると、岐阜県では昨年、技能実習生として勤務していた85人の外国人労働者が失踪した。失踪者の7割は女性。

岐阜県警の報告によると、行方不明となった実習生の7割が女性で、国籍は中国とミャンマーが中心。行方不明者の半数は実習から1年後に連絡が途絶えた。調査によると、多くの人は賃金の高い仕事を探そうとしている。

1   2    


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。