観光庁の最新(今月)の統計データによると、2015年度(2015年4月1日から2016年3月31日)の訪日中国人客は延べ500万人弱に達した。英BBCによると、同年度の訪日外国人客は延べ2000万人以上で、中国人が最多だった。他にも、中国人客による不適切な行為が、日本メディアの注目を集め続けている。大声で話す、地べたに座り込む、商品を買い占めるといった従来の問題のほか、日本では先ほど「爆花見」という新語が生まれた。これは中国人客による、花見のマナー違反を指している。BBCによると、中国人客の「典型的な悪行」には、「トイレの使い方が分からない」が含まれる。日本の高速道路のサービスエリア内にあるトイレでは、中国語と韓国語の使用上の注意が貼られており、日本語と英語のものは貼られていない。
中国人客に対する日本人の不満を和らげるため、多くの関連機構が北海道観光振興機構のように、旅行ガイドを出している。日本商工会議所は今年4月、中国人客向けのガイドを発行し、観光地やホテルなどで無償配布している。これは中国人に、日中の文化・生活習慣の差を理解させるためだ。観光庁の関係者は先ほど、環球時報の取材に応じた際に、「観光庁もガイドに類似する読み物を作成し、旅行会社を通じて中国人客に配布する計画を立てている」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月26日
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