日本の外相は2日、日本がメコン川流域国のインフラ整備を支援し、3年内に約70億ドルの援助を行い開発を促す方針を発表した。
ロイター通信は2日、岸田外相は1日より、一週間に渡る東南アジア歴訪を開始し、タイの首都バンコクで、東南アジア経済体への援助を約束したと報じ、日本は中国と同地域における影響力を競っていると分析した。
日本は昨年、メコン川流域国を援助する三カ年計画を発表した。中国は東南アジア諸国に、数十億ドル規模のインフラ整備融資枠および政府開発援助(ODA)を提供すると表明している。
共同通信は2日、タイ訪問中の岸田外相が2日、バンコクの首相府でプラユット暫定首相と会談したと報じた。中国の南中国海における「軍事基地化推進」を鑑み、両氏は国際法により海洋安全問題を解決する重要性を確認したという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年5月4日