・南京大虐殺の教材文を取り替えた原因は?
関係者によると、語文出版社は2013年より、2001年に検定に合格した9年義務教育課程標準実験教科書の改訂を行った。改訂により、温書林作『南京大屠殺』が張純如作『南京大屠殺』の一部内容に変更された。文章の題名は『死里逃生』。南京大虐殺への言及を避けるという問題は存在しない。
これは『死里逃生』が南京大虐殺の非人道性を描写し、かつ一般的な中国人女性・李秀英が日本鬼子の非人道的な暴行を前にし、智勇兼備で勇敢に反抗した事績を描いており、深く心を打つからだ。また偉大なる中国人民が外部からの侵略に抵抗する毅然たる決意、勇敢で恐れ知らずの精神を反映しているからだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年5月24日