日本の三菱マテリアルが第二次世界大戦中に日本に強制連行され、過酷な労働を強いられた一部の中国人被害者及びその遺族に賠償金を支払うことを決めたことについて、外交部の華春瑩報道官は1日、次のようにコメントした。
強制労働は日本軍国主義が対外侵略及び植民地統治の期間中に犯した重い罪であり、日本側に対し歴史に責任を持つ態度を取り、この歴史遺留問題を真摯に受け止め、適切に処理するよう求める。
三菱マテリアルは東京で1日、同日に第二次世界大戦中に日本に強制連行された中国人被害者と和解に達したという声明を発表した。三菱マテリアルは被害者に「心より謝罪」し、被害者或いは遺族1人につき10万元の賠償金を支払い、また資金を拠出し、被害者記念碑を設立すると約束した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月2日