中国は日本の挑発に反撃可能
東中国海で1週間内に2回も「アクシデント」が発生したが、中国は何を意図しているのだろうか?共同通信は、日本政府は中国の意図と目的の分析を急いでいると報じた。日本は中国軍艦による最近の2回の航行が、インドやロシアなど第3国の軍艦と「連動」していたことにも注目している。外務省高官は、「これは外国軍艦を使い、日本の領海航行を既成事実化しようとしている可能性がある」と述べた。共同通信はまた、中国国防部の15日の回答は、南中国海問題などで日米両国が掲げる「航行の自由」を逆手にとって反論したとみられると報じた。
NYタイムズも、「中国軍艦が先週、釣魚島の接続水域を航行した後、日本は南中国海でオバマ政権を支持し、中国による島と軍事施設の建設に反対した。中国の行動は、これを念頭に置いたと見られる」と伝えた。
中国のアナリストは、「つながりがあろうが、どのような意図があろうが、中国の行動は日本の挑発に反撃できることを示した。日本はさまざまな計算に長け、南中国海などの問題で挑発を繰り返している。日本はこれで得意になるべきではない。中国は必要があれば、いつでも日本の挑発に反撃できる。日本は損をしないよう慎重になるべきだ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年6月16日