米日韓海軍は28日、米ハワイ沖で初のミサイル追跡合同演習を実施した。3カ国によるミサイル防衛合同訓練はこれが初。米第3艦隊司令官のタイソン中将は、演習「パシフィック・ドラゴン」はミサイルをリアルタイムで追跡し、これにより3カ国のイージスシステムの能力を測定・改善すると発表した。3カ国の軍艦は米日韓情報共有協定に基づき、戦術データ・リンクを通じて情報共有を実現する。タイソン中将は、「演習によってチームワークを高め、通信ルート・データ収集・敵状評価を強化し、さらに3カ国間の関係を促進した。地域の海上ミサイル防衛能力をさらに高めていく」と話した。
韓国海軍が発表した声明によると、イージスシステムを搭載した韓国海軍の世宗大王級駆逐艦、米海軍のジョン・ポール・ジョーンズ駆逐艦、シャウプ駆逐艦、海上自衛隊のちょうかいが同演習に参加した。陸地から発射された弾道ミサイルを各自捕捉・追跡し、ターゲットに関する情報を共有した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年6月30日