南中国海で波風を立てようとする米日、勝手な真似は許されない
南中国海で波風を立てようとする米日、勝手な真似は許されない。 フィリピンのアキノ政権が一方的に申し立てた南中国海仲裁案の裁決結果が、12日に明らかになった。フィリピン現政権は狂喜乱舞しておらず、むしろヤサイ外務長官は直ちに「自制と冷静」を呼びかけた。対照的に、米国と日本は極めて興奮している…
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だが、米日の夢は空振りに終わるだろう。
まず、中国は仲裁案の結果を十分に予測しており、冷静に対応し、毅然たる明確な態度を示している。仲裁結果が出ると、中国は直ちに「中華人民共和国政府の南中国海の領土主権および海洋権益に関する声明」「中華人民共和国外交部のフィリピン共和国が設置を申し立てた南中国海仲裁案仲裁裁判所が下した裁決に関する声明」を発表した。この2つの声明は仲裁案の違法な性質と陰険な下心を暴いた。仲裁案は「法律の衣を被った政治的茶番劇」であり、その結果は「一枚の紙くず」にすぎない。中国は仲裁を認めず受け入れないという立場を繰り返し表明し、米日に実質的ではない期待を止めるよう促した。
次に、中国は交渉のドアを大きく開き、誠意によって相互信頼を手にしようとしている。中国国務院新聞弁公室は「中国は協議による中国とフィリピンの南中国海における関連係争の解決を堅持する」白書の中で、南中国海は中国と周辺諸国が意思疎通するための架け橋であり、中国と周辺諸国の平和・友好・協力・発展の紐帯であると強調した。中国はフィリピンを含む南中国海の当事国と係争を平和的に解決することを堅持し、ASEANと共に南中国海の平和と安定を守ろうとしている。中国は立場を明らかにし、一部の国が仲裁により分断を図ることを防止した。
最後に、米日など情勢を乱そうとする国は、道に背き支持者を失う。同白書は米国と日本が、中国の南中国海に対する主導権・主権を認めたことがあるという、歴史の事実を盛り込んだ。態度を二転三転させることで、両国の国際的な信頼が大きく損なわれる。域外国は地域内の諸国の平和への努力を尊重し、建設的な力を発揮することで、初めて世界の人々の尊重を勝ち取ることができる。
米日は自国が「国際社会」を代表できないことを認識するべきだ。現在の世界はもはや、いくつかの国が思いのままに波と風を操れる時代ではなくなった。南中国海は各国の利益、中国の我慢の限界に関わるため、米日は勝手な真似をするべきではない。
｢中国網日本語版(チャイナネット)｣ 2016年7月15日
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