日本の卓球選手である福原愛さんがリオ五輪の選手村で中央電視台の取材を受けた際、早口の流暢な東北方言で回答し、中国の卓球ファンの注目を集めた。
中央電視台の李武軍記者が取材した際、同記者は福原愛さんに「髪が伸びましたね」と言った。すると福原さんは「カツラですよ」と答えた。それを聞いた李記者は戸惑い、「本当にカツラなんですか?」と尋ねた。すると福原さんは流暢な東北方言で尋ね返した。「本物の髪ですよと言うべき? それともカツラなんですよと言うべき? もし本物の髪ですよと答えたら、カツラじゃないかと思われるでしょう。じゃあカツラですよと答えたら? そんなわけないと思われるでしょう。ちょっと混乱しますね」。
福原さんはかつて中国のオールスター戦に出場したことがあり、数多くの中国の卓球選手と良好な関係にある。中国滞在期間、彼女は驚くべきスピードで中国語をマスターした。彼女の東北訛りの中国語は、中国の観衆にとって親しみが持てるもので、卓球ファンに愛されることになった。今回のリオ五輪は彼女にとって4回目のオリンピックとなる。メダルを獲得してみんなの応援に応えたいと彼女は考えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年8月4日