中日関係の改善、積極的な面に注目を

中日関係の改善、積極的な面に注目を。 27-28日に東京で開かれた第12回北京―東京フォーラムの外交、政治、安全保障分科会において、中日の専門家・学者及び政界関係者ら30数人が、現在の国際秩序の変化、北東アジアの安全情勢、中日関係の主な問題と対策について議論を掘り下げた…

タグ: 北京―東京フォーラム アジア 

発信時間: 2016-09-29 15:15:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 出席者は、中日双方は古い問題をコントロールし、新しい問題を防止し、中日の安全関係を改善し、危機管理から着手すべきだと判断した。

中国公共外交協会常務理事、国連元事務次長の陳健氏は「中日関係は現在、新たな時期を迎えている。両国が協力から対抗に向かうことをいかに防止すべきかは、重要な課題だ」と述べた。

日本の福田康夫元首相は記者の取材に応じた際に「日中関係は今後改善されるし、改善されなければならない。日中は争えば損をするが、逆に協力しあえればウィンウィンになる」と話した。

中国軍事科学院中米防衛関係研究センターの姚雲竹研究員は「中日安全関係の改善は、危機管理から着手し、判断ミスとエスカレートを防止しなければならない。効果的に危機をコントロールした上で、中日防衛部門は緊急救助、災害救助、捜索救助、ネットワーク、宇宙といった新しい分野の安全・ルール設定などにおいて、協力を拡大するべきだ」と提案した。

中国国際戦略研究基金会学術委員会の張沱生主任は「中日両国は係争と危機のコントロールを着実に強化し、安全協力の展開に尽力するべきだ」と述べた。これには▽中日海空連絡メカニズムの早期運用▽食い違いのコントロール、国際舞台での対立ではなく対話▽中日安全対話、中日高級事務レベル海洋協議の成果獲得の積極的な推進▽両国法執行部門連絡メカニズムの協議、両国首脳の正式な対話と相互訪問の早期回復の積極的な推進――などが含まれる。

上智大学国際関係研究所代表、元駐米大使の藤崎一郎氏は「日中はナショナリズムへの対策とその防止について検討する必要がある」と述べた。

福田達夫衆議院議員は「両国の若者が対話と交流のより多くの機会を手にし、相手側への印象を変えることを願う」と表明した。

昭和電工の大橋光夫最高顧問、玉木雄一郎秀吟議員は、日中間で不信感を生じさせてはならず、日中の若手政治家の交流を強化するべきだとした。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年9月29日

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