中国人宇宙飛行士が駐留する宇宙実験室「天宮2号」の情報が、国際宇宙ステーションの宇宙飛行士を喜ばせている。
共同通信は20日、国際宇宙ステーションに滞在中の大西卓哉さんが、「地球の外にいる人類は私たちだけだったが、急に親近感が湧いた。交信できたら楽しいだろうな」とウェブサイトに書き込んだと報じた。
大西さんは「広い宇宙の片隅にもう1隻の宇宙船があり、宇宙飛行士2名が乗船している。頭をガーンとやられたようなインパクトがあった」と書き込んだ。
ロシアのアナトーリ・イバニシン船長は、テレビニュースで打ち上げを見て「俺たちはもう孤独じゃない」とつぶやいた。
大西さん、イバニシン船長、米国の宇宙飛行士キャサリン・ルビンズさんが今年7月、任務遂行のため国際宇宙ステーションに向かった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年10月24日