読売新聞によると、日本の観光庁は31日、2016年に日本を訪れた外国人客数が、年初から10月30日までの暦年で初めて2000万人を超えたと発表した。うち中国などのアジアからの観光客数が大幅に増えた。
観光庁が先ほど発表したデータによると、今年第3四半期(7-9月)の外国人客の消費額は、前年同期比2.9%減の9717億円となった。
消費額が四半期ベースで減少するのは、2011年第4四半期ぶり。今年9月の訪日外国人客のデータ(推計)によると、外国人客数は前年同月比19.0%増の191万8000人で、単月ベースで過去最多となった。第3四半期の観光客数も前年同期比17.1%増。
外国人客数が増加傾向を示しているが、中国大陸部や香港からの観光客が高額の家電や高級ブランド品を購入する「爆買い」に陰りが生じており、消費額に影響を及ぼした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年11月1日