中国国家海洋局のウェブサイトは6日、法執行船「海警2401」「海警2101」「海警2502」「海警35115」による船隊が、わが釣魚島の領海内を巡航したと発表した。複数の日本メディアは同日この情報を報じ、中国公船が同海域に入るのは今年31回目と称した。
共同通信によると、海上保安庁の巡視船は同日午前、中国海警局の4隻の巡視船が相次いで釣魚島付近の「日本の領海」に入ったことを確認した。4隻は約1時間50分航行した後に同海域を離れ、接続水域に入った。報道によると、中国の巡視船が前回同海域に入ったのは10月18日。NHKのウェブサイトによると、外務省は中国大使館を通じ、中国外交部に抗議した。日本政府は首相官邸の情報連絡室を官邸対策室に格上げし、関連情報の収集と分析作業を行う。
ジャパンタイムズ(電子版)は、「中国の巡視船は釣魚島付近の海域を定期的に巡航しており、日本側も形式的に抗議した。日本は今年、中国に32回抗議している」と伝えた。ロシア・スプートニクは「中国と日本は釣魚島の主権をめぐり、長年係争を繰り広げいている。中国は、釣魚島は古来より中国領としている。日本政府は2012年に釣魚島の『購入』を宣言し、中日関係を悪化させた」と報じた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年11月7日