福岡市は、現場そばのオフィスビルなど建築に「倒壊の恐れは今のところない」としている。
福岡市はこの日の午後から、水の中でも固まりやすい「流動化処理土」を陥没部分の水たまりに投入し、埋め立て作業を行っている。この作業が終わり次第、破損された下水道の修復作業に入る。とはいえ埋め立てには少なくとも3日かかり、今後も余談を許さない。
周辺一帯は引き続き通行制限が行われている。西部ガスはオフィスビル8棟の19戸へのガス供給を停止させた。修復作業の一部はいまだ始まっていない。事故により約800戸が停電したが、夜までに7戸まで減少した。
ふくおかフィナンシャルグループによると、親和銀行や熊本銀行など多くの店舗でオンラインシステムが復旧していないままだという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年11月9日