台湾の『中時電子報』の11月15日の報道によると、東京の池袋駅近くにオープンして1年になるホステル「BOOK AND BED TOKYO」は、バックパッカーに人気の宿である。「本棚で寝る」感覚が味わえるこの人気のホステルを利用するには、1カ月以上前に予約する必要がある。
報道によると、このホステルはカプセルホテルのような構造で、主に木製の本棚でできており、様々な書籍が並び、本の香りが漂う。カジュアルな書籍を中心に、文学、歴史、哲学の書籍のほか、漫画や写真集などもあり、幅広い客層を引きつけている。
インターネットとアメニティグッズが完備していることは観光客にとって便利である。また、利用客の多くが読書好きであるため、本や旅行に関する情報をシェアできる公共スペースもある。
部屋は1泊4800円(約302元)のスタンダードと3800円(約239元)の小部屋の2タイプがある。また、昼間の利用料金は1時間500円(約31.4元)で、物価の高い東京ではかなりの割安となる。
「泊まれる本屋」を提案した不動産会社R-Storeの担当者・力丸さんは、「リラックスして本を読みながら眠ることができ、この上ない幸せな瞬間を宿泊客に味わってもらいたい」と話している。
中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年11月21日