東京オリンピックとパラリンピックの出費はどれほどになるのだろうか。日本メディアは22日、東京オリンピック組織委員会の資料をもとに、経費は総額2兆円(約1241億元)を超え、招致申請時に公表していた予算の2.5倍になると伝えた。日本国内では「話が違う」という声も上がっている。
東京オリンピック組織委員会は2013年の招致申請で、予算は7340億円、原材料価格の上昇を考慮しても8300億円以内に抑えられるとしていた。しかし、最新の資料を見ると、出費は2.5倍の2兆円に増加している。東京都のオリンピック経費調査チームの調査によると、総費用は3兆円を超える可能性もある。
東京オリンピック組織委員会は予算の大幅増について、「招致申請時の予算は開催都市と開催国が負担するセキュリティ、輸送、技術の費用を含んでおらず、当時の予算と全体の運営費を比較するのは妥当でない」と説明。
予算倍増に対し、日本国民も不満をあらわにしている。Twitterには、「早めに開催を諦めたほうがいい」という書き込みもある。また、参議院議員の片山大介氏も、「2兆円で収まるのかどうか怪しい。3兆円超の方が信ぴょう性がある」と書き込んだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年11月24日