日本の農林水産省は2017年1月から電子レンジで温めて食べるコメ(パックご飯)を中国人旅行客に無償で配る。ン本メディアが伝えた。
政府は上海や北京にある旅行会社のカウンター、東京都内の電化製品売り場、成田空港や関西国際空港の免税店などで合計10万食を用意する。国産米の「高品質」を訴え、コメ輸出の拡大につなげる。
農水省の補助金をもとに、全日本コメ・コメ関連食品輸出促進協議会が約2カ月間のキャンペーンを担う。中国国内でパックご飯を買える店舗などを記したリーフレットも配る。
これとは別に日本貿易振興機構(ジェトロ)が2017年2月から1カ月間、北京、上海、成都にあるスーパーや百貨店など80カ所でパックご飯を試験的に売る。
中国のコメの年間消費量は約1億6000万トンと、日本の20倍だ。海外から毎年数百万トンのコメを輸入しており、農水省は有望な輸出先になるとみている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年12月22日