真珠湾の「和解ショー」で侵略の歴史のページをめくることはできるか

真珠湾の「和解ショー」で侵略の歴史のページをめくることはできるか。 日本の安倍晋三首相は26日と27日、米国のハワイを訪れ、オバマ大統領に付き添われて真珠湾を訪問した。安倍首相の今回の訪問は、歴史と現実の両面の計算に基づいたもので、見せかけの「日米和解」によって歴史の重荷を下ろし、日米同盟を強化しようとするものだ…

タグ: 真珠湾 和解 戦争 侵略

発信時間: 2016-12-31 13:43:44 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第一に、日米間の歴史的なもつれがこれで完全に解けることはない。ある日本の専門家は、旧日本軍の当時の真珠湾攻撃は米国国内では奇襲作戦として非難されているが、日本の保守派勢力は、真珠湾攻撃は米国の対日制裁に対する反応だったとの見方を変えていないと指摘する。安倍首相の今回の訪問は、双方の歴史認識問題における相違を解消するものとはならない。

日本の共同通信社によると、トランプ氏はかつて、真珠湾奇襲について安倍首相に謝罪させる前にオバマ大統領が広島を訪問したことを批判している。トランプ氏がまもなくホワイトハウス入りすることを背景として、安倍首相とオバマ大統領が「日米和解」の外交ショーを演じたことが日米関係に今後いかなる影響をもたらすのかはまだ明らかでない。

第二に、中国などのアジアの被害国と本当に和解することなしには、日本の歴史における罪悪のページをめくって次に進むことはできない。

日本の主流メディアは、歴史の重荷を本当に下ろすためのカギは、アジア各国との和解の実現だと主張している。『毎日新聞』は、日本は、中国などのアジア諸国に戦争で多大な被害を与えたことを忘れず、和解をアジア地域に広げていく責任があると指摘している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年12月31日

 

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