刀削麺、小籠包、糖葫芦、人形劇、変臉、少林武術――名古屋市中心の久屋広場は7日、祝日のお祝いムードに包まれた。3日間の第11回「名古屋中国春節祭」が、盛大に開幕した。
久屋広場は賑やかに飾り付けられ、多くの来場者を集めた。中日両国の芸術団体が、広場一端の華やかな舞台で技を披露した。広場の数十の屋台は、中国の軽食と商品を提供した。来場者数万人は中国の美味しい料理に舌鼓を打ち、舞台の演技を鑑賞した。飴細工、泥人形など中国民間芸術が、多くの来場者の足を止めた。
今年は文化広場を新設。駐名古屋中国総領事館が初めて専門ブースを設け、「中国故事」写真展、「名古屋中国春節祭10周年回顧展」などを催し、領事保護マニュアルを現地の華僑・華人に配布した。文化広場内では、「日本の撮影家が中国を見る」をテーマとした写真展が催された。
名古屋中国春節祭は、駐名古屋中国総領事館と日本中部の華僑・華人が共催。2007年より11回開催されており、日本中部の華僑団結、中華文化発揚、中日文化交流促進の重要な場になっている。今年の来場者は12万人を見込んでいる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年1月9日