慰安婦の強制性を否定する日本政府、CNNが批判
慰安婦の強制性を否定する日本政府、CNNが批判。
タグ： CNN,慰安婦,菅義偉
発信時間： 2017-02-09 14:02:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
米CNNは今週、日本が第二次大戦中に慰安婦20万人を強制連行していたと報じると、菅義偉内閣官房長官は7日の定例記者会見で反応した。日本政府のいわゆる公式の立場を再び持ち出し、「政府の資料には、軍と政府が慰安婦の強制連行に関わったとする、直接的な証拠は存在しない」とした。
CNNは6日「慰安婦少女像はなぜ外交対立に飛び火したか」と題した記事で、韓国の慰安婦少女像とその背景となっている日韓歴史問題について詳細に紹介した。これには、少女像が第二次大戦中に日本政府に強制連行された慰安婦の少女を象徴していること、少女が握りしめた拳は今後二度と日本の戦争の罪に沈黙せず、歴史の真実を語る決意を示していること、それから少女の隣の椅子は自分もしくは家族が強制連行されたらどんな気持ちになるか、人々に実感してもらうため設置されていることが含まれる。
CNNは報道の中で、日本軍が第二次大戦中、韓国、中国、インドネシアなどの女性20万人を、従軍慰安婦として強制連行したと強調した。日本は1992年の河野談話で責任を認め謝罪したが、日本は被害者に政府レベルの補償を行っていない。
日本政府は先月9日、長嶺安政駐韓大使と森本康敬釜山総領事を一時帰国させ、韓国民間団体が釜山の日本総領事館前に新たに慰安婦少女像を設置したことに抗議した。両氏は現在も帰国中だ。
韓国・中央日報は8日、菅長官の発言は国内外から批判を浴びるだろうと伝えた。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2017年2月9日
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