アジアの2040年の超大国、中国ではなく日本=米メディア

アジアの2040年の超大国、中国ではなく日本=米メディア。

タグ: 日本,中国

発信時間: 2017-02-09 14:23:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本は2040年に東アジア最大の大国になる。これは地政学に関する、最も物議を醸す予測だ。

まずは中国を見ていこう。中国4地方の2015年のGDPへの寄与度は異なり、東北と沿岸部が全国の半分以上となり、中部と西部がそれぞれ約20%となっている。しかし西部は中国の総面積の半分以上を占めている。多くの人口と広大な土地は、中国にさまざまなメリットをもたらすが、これは同時に両刃の剣だ。中国は他国にはない人口動員能力を持ち、軍隊を大規模展開し国防を強化できる。しかしこれは安全面の支出が増えることを意味する。しかも中国は内陸国であり、歴史的にも外敵からの侵略を受けやすい。

次に日本を見ていこう。日本のGDPも4地方によって構成されるが、首都圏が全国の3分の1弱を占めている。中国と異なり、日本は貧富の格差が少ない。人口が1億2700万人の国で富の均等な分配を実現するのは、13億人の国より容易ではあるが。日本はまた地域・経済格差に対応する必要はない。所得が全国平均水準を大幅に上回るのは、東京だけだ。

日本の最大の課題は、食品と原材料の輸入への依存だ。カロリー換算で計算すると、日本の2015年の自給率は39%のみだ。 

日本最大の問題は高齢化だという説もあるが、中国も同様の問題に悩まされている。しかも日本は世界で、人工知能の研究に最も多くの経費を投じている国だ。日本は中国と異なり島国で、陸上に敵はいなく、かつ米国と海上同盟を結んでいる。現在の活力と重要性については、日本は中国と比べ見劣りするが、今後はメリットを蓄積していき、将来的にアジアのリーダーになるだろう。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年2月9日

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