東京都新宿区で5日、在日中国人100人弱が、アパホテルに抗議する平和的なデモ行進を行った。
大韓体育会(韓国オリンピック委員会)は7日、北海道札幌などで19日に開幕する冬季アジア大会の会期中、韓国代表団の宿泊先をアパホテルから札幌プリンスホテルに変更したと発表した。6日に大会組織委員会から通知を受けたという。日本メディアが伝えた。
共同通信の7日の報道によると、アパホテル内に南京大虐殺と慰安婦の強制連行を否定する書籍が置かれていることから、中国と韓国で批判が強まっている。大韓体育会は1月31日、アパホテルでは「選手が試合に集中できない」ことを理由に、宿泊先の変更を求めた。
当初の計画によると、中国・韓国代表団の多くを含む約1700人が、選手村のアパホテルに宿泊する予定だった。また約350人が同じく選手村の札幌プリンスホテルに宿泊する予定だった。
共同通信は聯合ニュースの報道を引用し、「大韓体育会は、これらの書籍は競技場と大会に関連する場所での政治的な宣伝活動を禁止する、アジア・ オリンピック評議会(OCA)憲章に反するとする観点を示した」と伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年2月9日