日本のアパグループが傘下のホテルの客室に侵略の歴史を否定する書籍を備え付けていたことが明らかになると、中韓両国の政府と国民、日本国内の識者の強い怒りを呼び、歴史を歪曲する日本の右翼勢力の劣悪な行動を批判する声が次々と上がった。
アパホテルはすべての右翼書籍の撤去に同意しているが、同グループ代表の元谷外志雄のこれまでの尊大な態度と同氏をかばうような日本政府の狡猾な言論は、「歴史修正主義」と右翼勢力を野放しにする日本政府の姿勢を示すものとなった。もぞもぞと動き出そうとしている軍国主義の亡霊に対し、アジア諸国と全世界は注視と警戒を続けていく必要がある。
右翼分子が抗議活動を妨害
日本時間5日、100人近くの在日華僑・華人が東京で、アパホテルに抗議する平和的なデモ活動を行った。デモ活動は、数十人の右翼分子の妨害を受けた。
デモ活動が行われている間、日本の右翼分子は繰り返し、参加者に対する突進をはかり、参加者を罵った。抗議のスローガンが右翼分子に破かれたり奪われたりする場面もあった。日本の警察は秩序維持のために数百人を動員し、右翼分子によるデモ妨害の阻止にあたった。デモに参加した華僑・華人は最後まで自制を保った。
アパホテル事件が問題となって以来、日本の右翼勢力はこのデモ以外にも、背後からのあおり立てを続けている。さまざまな方面からの批判にもかかわらず、彼らはBBSやSNSなどで各種の過激な発言を行い、アパグループ代表の元谷外志雄を応援し、人類のモラルのボーダーラインに挑戦を投げかけている。
近年、安倍政権が大っぴらに右翼的な主張を喧伝していることは、日本の右翼層をはびこらせている。多くの日本の政治学者や歴史学者は、日本社会における保守・右翼勢力の活動が拡大していると指摘している。