日韓両国は慰安婦少女像をめぐる問題で行き詰まり、日本政府が依然として駐韓大使を引き上げさせたままのなか、領土争いが原因でその関係はさらに冷え込んだ。
日本の島根県が22日に松江市で開いた第12回「竹島の日」(韓国側では「独島」)式典に、日本政府は務台俊介内閣府政務官を派遣した。日本政府は2013年から5年連続で、同活動に政務官を出席させている。これに対し韓国は、外務省報道官声明を発表し、在韓日本大使の総括公使を呼ぶなど厳しく抗議した。
韓国『聯合ニュース』の2月22日報道によると、韓国外務省のチョ・ジュンヒョク報道官は声明を発表し、日本政府が次官級の政府関係者を地方政府主催の「竹島の日」記念活動に出席させることは、韓国が所有する独島の主権に対し、強い異議を不当に主張していることになると指摘し、日本側にそのような動きを止めるよう求めた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年2月23日