日ロ政府が安倍晋三首相の訪露について、4月27、28両日を軸に調整していることが分かった。会談場所に関しては、モスクワやプーチン氏の地元・サンクトペテルブルクなどが候補に挙がっている。日本メディアが伝えた。
昨年12月の首脳会談で合意した北方四島における共同経済活動や、領土問題を含む平和条約の締結に向けた「誠意ある決意」を確認する。
両首脳が平和条約締結への「重要な一歩」と位置付けた共同経済活動の具体化に向けた進展を図れるかが焦点となる。元島民による北方四島訪問の負担軽減策についても具体化を加速させたい考えだ。両政府は30日、外務事務次官による「日ロ戦略対話」を東京都内で開き、首相の訪露日程の調整を進める。
安倍首相が訪ロすれば、2013年4月ぶりとなる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年3月31日