中満氏、日本人女性初の国連事務次長に

中満氏、日本人女性初の国連事務次長に。 国連のグテレス事務総長は29日午後、国連開発計画(UNDP)の中満泉危機対応局長(53)を、国連軍縮担当上級代表の金垣洙事務次長の後任に任命すると発表した。国連関係者らによると、日本人女性が国連本部事務局の事務次長となるのは初めて…

タグ: 国連 事務総長 中満泉 危機

発信時間: 2017-03-31 14:37:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

国連のグテレス事務総長は29日午後、国連開発計画(UNDP)の中満泉危機対応局長(53)を、国連軍縮担当上級代表の金垣洙事務次長の後任に任命すると発表した。国連関係者らによると、日本人女性が国連本部事務局の事務次長となるのは初めて。日本メディアが伝えた。

中満氏は任命を受け「国連事務総長の下、世界をより平和にしていくために、誠心誠意力を尽くしていく」とコメントした。

1989年に国連入りした中満氏は、旧ユーゴスラビア紛争時に難民保護に当たるなど国連を代表する難民問題の専門家の一人。グテレス氏は国連の女性職員の比率を高める方針を示しており、こうした人事の一環とみられる。

中満氏は国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)法務官などを歴任し、2014年11月から危機対応局長を務めており、16年11月から今年1月までは難民・移民対策の国連サミットのフォローアップを担当する事務総長特別顧問も兼任していた。

現在、日本人の事務次長は高須幸雄・行政監理局長のみ。軍縮担当の事務次長は、2000年代に阿部信泰、田中信明両氏が務めていた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年3月31日

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