タクシーで運転手がかなりの話好きだった時、心では1人で静かになりたいと思っていても直接言えない人が多いだろう。静かに過ごしたいという乗客のために、京都の都タクシーは3月下旬、「サイレンス車両」5台の運行を開始した。このタクシーで、乗務員は運転中に客に話しかけてはいけない。
日本のニュースサイト「ロケットニュース24」が7日に伝えたところによると、「サイレンス車両」の前方座席の背もたれには、乗客が目的地を告げた後、乗客から話しかけたり緊急の場合を除いて乗務員からは話しかけないと書かれている。
都タクシーは、「このサービスは試験的なもの。乗務員の声かけを制限することで乗客に快適な乗車環境を提供することが目的」としている。同社は試験運行の状況を見て「サイレンス車両」の今後を決めるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年4月11日