「天空の城ラピュタ」「千と千尋の神隠し」「となりのトトロ」「ハウルの動く城」など、久石譲の名曲により、西寧市の人々はアニメの巨匠・宮﨑駿の世界に浸った。「天空の城」久石譲・宮﨑駿名作アニメ音楽オーケストラ・コンサートが12日夜、青海大劇院で上演された。
夜7時半、コンサートは「ハウルの動く城」で幕開けとなった。その後「千と千尋の神隠し」「菊次郎の夏」などの曲が演奏された。演奏中には映画のシーンも同時に上映され、コンサートの大きな見どころとなった。観客は美しい音の調べに耳を傾け、映画の有名シーンを振り返り、二重の悦びに浸った。
西寧市の孫さんは、子供を連れてコンサート会場を訪れた。「子供は宮﨑駿のほぼ全作品を見ている。とても美しい感覚だ。帰宅後に映画を観賞し、子供たちの世界への理解を深めたい」
西寧市の田蓉さんはアニメファンで、独学で日本語を学び、日本のアニメフェアに参加したこともある。彼女は記者に「宮﨑駿の作品が好きだが、青海省では類似する活動が少なかった。自分の故郷でこのコンサートが開かれ、満足しており幸せだ」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年4月13日