在上海日本国総領事館経済部の責任者は2日、「日本自動車メーカーは先進的な環境保護技術を持つ。中国国内でのビジネスチャンスの拡大に伴い、中国の自動車市場と共に発展することに期待している」と述べた。
在上海日本国総領事に就任する前、片山和之氏は在デトロイト日本国総領事に就任しており、自動車産業を深く理解している。先ほど閉幕した第17回上海国際モーターショーで、片山氏は日本メーカーの展示ブースを訪れ、中国市場での事業展開を奨励した。
データによると、中国の2016年の自動車生産台数は前年比14.5%増の2811万9000台、販売台数は13.7%増の2802万8000台で、いずれも過去最高・世界一を記録した。
在上海日本国総領事館経済部の責任者は「世界最大規模の中国自動車市場は、なおも急成長中だ。今後の経済発展、現在の人口と自動車保有台数を考えると、中国自動車産業にはまだ発展の余地が残されている。特に日本メーカーはEV、PHVなどの新エネ車の先進的な環境保護技術を持つため、特殊な成長の潜在力を秘めている」と話した。