15日は沖縄の本土復帰45周年記念日だ。在日米軍基地の7割が沖縄に集中している問題は、沖縄県と日本政府の間に横たわる深い溝となっている。NHKが15日に発表した世論調査の結果によると、在日米軍基地の多くの問題をめぐり、本土と沖縄の人々の回答に大きな差が見られた。沖縄県の翁長雄志知事は15日、沖縄は依然として重い負担に直面しており、米軍基地が沖縄の発展を阻害する主因になっていると述べた。
NHKは15日、沖縄県と全国での世論調査の結果を発表し、双方の認識に大きな違いが有ることを浮き彫りにした。日本の安全にとって、沖縄にアメリカ軍基地があることについてどう思うか聞いたところ、沖縄では「容認」44%、「必要でない」と「かえって危険だ」を合わせた「否定」が48%だった。しかし全国では「容認」が71%、「否定」が20%だった。