日本にはびこる違法ガイド 中国人ツアーのガイドは多くが無資格

日本にはびこる違法ガイド 中国人ツアーのガイドは多くが無資格。 「違法ガイド」はどのように客を騙すのだろうか? 彼らはどこからやって来て、どのようにはびこり、いかに取り締まりをかいくぐり、内部はどのように編成しているのだろうか?。まずは隣国日本の状況を見てみよう…

タグ: 違法 ガイド ツアー 研修 通訳

発信時間: 2017-05-23 10:24:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

行程に隠されたインチキ

買い物のほかにも、行程の手配にもインチキが隠されている。

あるガイドによると、日本ツアーの行程は一般的に6日から7日で、「東京―静岡―京都―大阪」の路線が業界内では、東京到着・大阪出発の黄金路線とされている。

だがある旅行社は、行きは午後出て東京に夜着く便を手配し、帰りは午前の便を手配して、帰国前日は空港のホテルに観光客を泊まらせる。そうすれば「5泊6日の旅」と銘打っていても、日本に滞在する時間は4日だけになる。

また観光客が日本に着いた後、現地のガイドにお金を払わなければならないことに気付くケースもある。

旅行社とガイドに実際に渡したお金を足したら、旅行費の2倍になってしまったというケースもある。

一部の違法ガイドは、飲食の面でもできるだけ搾り取ろうと、事前準備や客の洗脳などを通じて、行程に盛り込まれた飲食の内容を変更するなどしている。

例えば行程に盛り込まれた2000円の和牛ランチではなく、「とりわけおいしいので有名」な1000円のラーメン店へとツアー客を連れていけば、その差額を儲けることができる。

健康食品を薬品として買うなかれ

中国駐日大使館は中国人観光客に対し、日本での観光や買い物の際には、ガイドの勧めや店舗の宣伝、口約束には十分に注意し、誇張された宣伝は信じず、健康食品を薬品だと思って買わないようにと呼びかけている。

健康食品を買う前には、しっかりと準備し、商品の価格や効能を各種のルートで十分に調べ、よく知ってから、合理的に消費する必要がある。

高価な健康食品を購入して返品したいという旅行客は、ツアーの引率者を通じて店舗と交渉することが望まれる。

これを拒否された場合は、中国の観光監督部門(12301)に訴え出ることもできる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年5月23日

     1   2   3  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。