日本で作業員が被ばく、最高36万ベクレルか

日本で作業員が被ばく、最高36万ベクレルか。

タグ: 日本 放射性物質 36万ベクレル

発信時間: 2017-06-09 09:42:49 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

日本原子力研究開発機構の大洗研究開発センターで放射性物質が飛散して作業員5人が被ばくした事故で、肺から2万2000ベクレルのプルトニウム239が検出された50代の男性職員について、同機構が男性の体内に取り込まれた放射性物質の総量を36万ベクレルと推定していることが8日、分かった。同機構などはさらに詳細な状況を調べている。毎日新聞が伝えた。

原子力機構によると、男性職員の肺の被ばく値から、血液や骨、臓器など体全体に取り込まれた放射性物資の総量を算出し、36万ベクレルと推定。この数値は1年間で1.2シーベルト、50年間で12シーベルトの内部被ばくに相当する。国の基準によると、放射性物質を取り扱う作業員の被ばく線量限度を、1年間で0.05シーベルトもしくは5年間で0.1シーベルトとしている。

5人は燃料研究棟の分析室で核物質の点検中、ステンレス製容器を開けた際に中に入っていたビニール袋が破裂し、粉末状の放射性物質が飛散。男性職員を含めて4人が放射性物質であるプルトニウム239やアメリシウム241を肺に吸い込み内部被ばくした。破裂した原因はわかっていない。5人は搬送された専門機関で放射性物質の排出を促す薬剤投与などの治療を受けているが、現時点で体調不良などの訴えはないという。原子力機構などは詳しい内部被ばく状況や健康影響などを調べている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年6月9日

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