中日文化の渡し守 中国で活躍するイケメン建築家・青山周平氏

中日文化の渡し守 中国で活躍するイケメン建築家・青山周平氏。 モダンな低層オフィス、新緑に覆われた赤レンガの壁、オシャレなガラスのショーウインドーなど、「新」と「旧」、「クリエイティブ」と「伝統」がいたる所でコラボしているこの場所は、日本人建築家・青山周平さんのデザイン事務所がある場所だ…

タグ: デザイン 建築家 事務所 

発信時間: 2017-06-13 13:47:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

◇家について

胡同にある家での暮らし「家は買わない」

他の人のために夢のような家をたくさん手掛けてきた青山さん自身はどんな家に住んでいるのだろう?「私が住んでいるのも胡同にある家で、その生活を楽しんでいる。数年前に北京の胡同にある家を借りて、自分でリフォームし、トイレやバスルームなどを設置した」と語る青山さん。「北京で家を購入を考えたことはないのか?」との質問に、青山さんは笑いながら、「買うつもりはない」と首を振った。「私の家の庭には木が一本あるが、実際には、それは隣人の木でもある。夏にはその木の陰で涼しく過ごし、冬には木漏れ日を楽しむことができる。これは、胡同にある家特有の生活」と、胡同にある家での暮らしを満喫している様子。「また、胡同にある家の屋根の角度は、北京の冬と夏の太陽の光の角度と絶妙に関係している。学生時代に関連の知識を学んだが、実際に自分で胡同にある家に住んでみて、そこでの生活は一体どんなものなのかがやっと分かった」とした。

南鑼鼓巷の35平方メートルの民家を見事にリフォーム

「家」の概念は絶えず変化

青山さんは、「社会や経済が発展するにつれ、『家』の概念も変化している。以前は一家3世代が一つの家に住み、『大家族』で暮らしていた。でも近年は、故郷を離れて大都市で生活する若者が増えている。そして、夫婦と子供だけの『小さな家族』が増えている。一部の大都市、例えば、東京などでは一人暮らしや二人暮らしの世帯も増えている。今の社会において、『家』は単なる『建物』ではないのかもしれない。家族や生活の思い出こそが、『家』の代名詞だ」との見方を語った。

パン屋・原麦山丘(三里屯)

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