今回の「シンシン」の出産による経済効果にも期待できる。関西大学の宮本勝浩教授は、来場者や関連商品の売上の増加などにより、パンダの赤ちゃん誕生が東京に267億円の経済効果をもたらすと試算した。日本経済の回復が遅れるなか、パンダの誕生による経済効果に期待が高まっている。
日本政府にとって、パンダは金のなる木であり、中日友好にとっては平和の使者だ。
日本では3つの動物園が中国からパンダを招き、10頭以上の赤ちゃんが生まれいる。これにより、日本の観光客が殺到した。
関西学院大学の祖運輝教授は、長期的に見ると、パンダの見学は中国に善意を示す方法だと述べた。中国外交部の陸慷報道官は「パンダは終始、中国と他国を結ぶ友好の使者だ。パンダが中日の国民感情の促進に前向きな力を発揮することを願う」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年6月15日