イージス艦衝突の事故調査、米国側が優先権を握る

タグ：イージス艦衝突

発信時間： 2017-06-20 15:05:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米海軍イージス艦とコンテナ船が、日本の静岡県南伊豆町沖で衝突した事故をめぐり、日本の海上保安庁は海上事故防止の関連法・規定に基づき、どちら側に回避の義務があったかを確認することで、事故原因を究明しようとしている。日本メディアが伝えた。

米海軍が横須賀基地に配備するイージス艦「フィッツジェラルド」とフィリピン国籍のコンテナ船が17日未明、静岡県南伊豆町石廊崎から約20キロ離れた近海で衝突した。イージス艦の艦長ら3人が負傷し、乗組員7人が死亡した。

海上保安庁と日本政府の運輸安全委員会は17日より、コンテナ船の立入検査を行っており、19日も船員の事情聴取を行った。

コンテナ船は陸揚げが必要なため、横浜市の横浜港に停泊している。船首左側に衝突の痕跡と亀裂を確認できる。船員は「米軍艦と同一方向を航行中に衝突が発生した」と述べた。

本件はイージス艦の公務中に発生したため、米国側が調査と捜査の優先権を持つ。しかし海上保安庁はコンテナ船の調査を行うと同時に、米国側と連携し関連情報を入手し、事故原因を究明しようとしている。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2017年6月20日

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