2017年版『日本青書』が発表、調整を迎える中日関係を分析

2017年版『日本青書』が発表、調整を迎える中日関係を分析。

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発信時間: 2017-06-22 09:54:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

中国社会科学院日本研究所と社会科学文献出版社は20日、北京市で『日本青書:日本研究報告書(2017)』の発表会を開いた。青書の要旨は下記の通り。

2016年の中日関係には両面性が併存し、全体的に安定したが駆け引きが減らず、競争が外部に波及し、依然として坂を登り溝を越え、進まなければ後退する流れだった。両国の食い違いと対抗は「2つの海」をめぐる新旧の問題に集中し、激しい緊張、広範に継続がその特徴と影響だった。同時に安全の苦境が続き、外交の駆け引きが激化し、かつ二国間の行為が外部に波及する傾向を示した。

この戦略的な対峙と総合的な駆け引きの構造は今後も一定期間続く。両国関係も「新型常態」という流れに入っている。この「新型常態」とは、中日関係の歴史における各段階に同時に存在したことのない、「和而不同(和して同ぜず)」「闘而不破(戦うが破局はしない)」「互恵・ウィンウィン」「交流継続」という4つの形式からなる。「和而不同」とは戦略的・政治的関係において対立と摩擦が存在するが、基本的な問題を模索することを指す。「闘而不破」とは、軍事・安全面を指す。一部の係争をめぐり対立が存在するが、戦争は起こり得ない。「互恵・ウィンウィン」とは有無相通ずる、正常な経済・貿易関係、相互依存を指す。「交流継続」とは人文・社会の多くの交流が展開されるが、価値観を共有するとは限らないことを指す。

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