いずもが30分で遼寧艦を撃沈? 日本の専門家が妄言

いずもが30分で遼寧艦を撃沈? 日本の専門家が妄言。

タグ: 遼寧艦 いずも 駆逐艦 ミサイル

発信時間: 2017-06-26 15:25:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本の専門家が妄言

香港メディアは先ほど、遼寧艦が香港返還20周年記念活動の一環として、遼寧艦が7月1日の期間中に香港を訪問すると推測していた。同時に自衛隊の最大の艦艇、準空母のいずもも南中国海を巡航している。「中時電子報」によると、日本の軍事専門家は、いずもが30分内に遼寧艦を撃沈できると称した。

日本の専門家によると、いずもと「かが」(いずれも準空母)は改造により垂直離着陸が可能な米製F-35B戦闘機を約16機搭載できる。その優れたステルス技術により、中国海軍のレーダーを回避できる。さらに高い空対艦攻撃能力により、遼寧艦を30分内に撃沈できるというのだ。日本側の説によると、F-35Bの理論上の作戦半径は800キロ以上に達し、通常戦闘機に劣らない。またF-35Bは遼寧艦に搭載されるJ-15よりも先進的な性能を持つ。そのためいずもはトン数の少ない、第4世代ステルス機を発着艦させられる小型空母になる。その作戦能力は第3世代機を搭載する中型空母を上回るというわけだ。

日本の宣伝は誇張

いずもは果たして、本当にそれほど強いのだろうか。李氏は「日本の専門家は誇張した宣伝により作戦能力を高め、アジア太平洋諸国に日本の軍事力を示し、中国をけん制することを好む。しかし目のある人ならば、日本の宣伝に多くの誇張が含まれることを知っている」と述べた。

まず、日本には現在、そもそもF-35Bを導入する計画がない。垂直離着陸機能が搭載されていないF-35Aを220億ドルで42機調達するだけでも、防衛省はお手元不如意になっているが、いずも型2隻の十分な数のF-35Bを搭載するためには、この経費がさらに倍増することになるだろう。F-35Bは垂直離着陸の際に高温の気流を生むため、2隻はさらに耐高温特殊飛行甲板を新たに敷設し、さらに艦首にスキージャンプ式の甲板を搭載しなければならず、大幅な改造となる。次にF-35はステルス機と呼ばれているが、これはミサイルをすべて機内弾薬倉にしまった場合に限る。対艦ミサイルは大型で、内部にしまうことはできず、外に吊り下げるしかない。これにより戦闘機全体のステルス効果が損なわれる。米軍はF-35Aにノルウェー製のナーヴァル・ストライク・ミサイル(NSM)の搭載を検討しているが、悲劇的なことにF-35Bの機内弾薬倉は短めで、このミサイルが入らない。つまり日本が将来的にF-35Bで対艦任務を遂行する場合、外部にミサイルを吊り下げるしかなく、レーダーの目立った標的になる。さらに重要なのは、現代海戦が体系的な作戦であることだ。この面で、日本と中国の間にはさらに大きな開きがある。

しかし李氏は「F-35BはJ-15と比べ、確かに一定の優位性を占めている。日本が実施する可能性のある空母改造計画に警戒を維持し、中国第4世代機の空母艦載を加速するべきだ」と強調した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年6月26日

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