日本経済新聞(電子版)は29日、ファーウェイが日本に初となる工場を設立し、当面の投資額は50億円程度とみられ、年内の竣工・稼働開始を予定していると報じた。この工場は主に通信設備と関連機器を量産するという。環球網のテクノロジー記事担当記者はその後、ファーウェイに裏付けを求めた。ファーウェイの責任者は、千葉県船橋市に今年、工場ではなく製造技術研究実験室を設立すると表明した。
同氏によると、ファーウェイは千葉県船橋市に今年、製造技術研究実験室を設立する。日本のサプライヤーや提携先と協力・共同研究を行い、ファーウェイ製品に必要な部品の製造技術の研究・試験・試作を行う。その成果をサプライヤーと提携先にフィードバックし、生産を行う。同実験室の従業員数は、年末まで数十人に達する見通しだ。
ファーウェイ側は「日本の先進的な製造能力、品質管理体制、こだわり抜く匠の精神は、当社が製造技術研究実験室を設立する重要な原因だ。当社はこの能力を企業のグローバルバリューチェーンに統合し、高品質製品を製造することで、全世界の消費者に高品質の通信製品・サービスを提供する」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年6月30日