アサヒグループホールディングスは30日、中国飲料大手・康師傅飲品の保有株全てを売却し、財務状況を改善すると発表した。日本メディアが伝えた。
アサヒは「康師傅飲品」の約20.4%の株式を、合弁相手の中国即席麺最大手である康師傅に、2019年まで2回に分けて約700億円で譲渡する。
康師傅飲品は2004年の設立で、アサヒは当時約3割の株式を保有していた。アサヒはビール世界最大手アンハイザー・ブッシュ・インベブの西欧・東欧事業を約1兆2000億円で買収し、財務の負担が拡大したことを受け、康師傅に約10%の株式を譲渡していた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月3日