安倍内閣の支持率が急落、「ドミノ効果」を生む

安倍内閣の支持率が急落、「ドミノ効果」を生む。 。「安倍一強」の神話が、崩壊の危機に瀕している。この変化が今後、日本の政治・外交の動向などにおいて、どのような「ドミノ効果」を引き起こすかに要注目だ…

タグ: 安倍 支持率 改憲 右傾化

発信時間: 2017-07-18 14:55:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

東京都議選の惨敗後、安倍内閣の支持率が低下を続けており、最新の世論調査では29.9%と出ている。これは危険水域に入っており、内閣の維持も困難になる。そこで安倍首相は1カ月前倒しで、8月上旬に内閣を改造することを発表した。有権者に向け姿勢を正し、巻き返しを図り、支持率を取り戻そうとしている。

支持率は日本政治の生命線だ。安倍首相がこれまで与野党内のライバルを無視し、右傾化政策を独断専行できたのは、高い支持率のおかげだ。しかし東京都知事の小池百合子氏が急台頭し、安倍首相の独断専行と友人登用に嫌気が差していた有権者は「代替品」を見つけた。「安倍一強」の神話が、崩壊の危機に瀕している。この変化が今後、日本の政治・外交の動向などにおいて、どのような「ドミノ効果」を引き起こすかに要注目だ。

まず、日本国内の政治は、再編を迫られるかもしれない。安倍首相の就任後、自民党は4回連続で国政選挙で勝利を収めている。これは「一強」を維持している重要な要素だ。しかし東京都議選の失敗により、党内では首相を公然と批判する声が上がっている。8月に予定されている内閣改造において、安倍首相は党内の広い人材登用により、各派閥のバランスを維持することを迫られる。安倍首相の勢力がけん制される。

他にも来年の総裁選で、安倍首相の「3期・9年」という美しい夢が打ち砕かれるかもしれない。安倍首相の潜在的なライバルである岸田文雄氏と石破茂氏は、自民党はこの事態を重く受け止めるべきだと表明した。特に石破氏は、自民党が有権者に反感を抱かせていると指摘した。より意味深なことに、安倍首相の政治の盟友、現在の副首相である麻生太郎氏も極めて不可解な行動に出ている。麻生氏は安倍首相をこれからも支持すると表明したが、この重要な時期に新派閥を作り、党内での勢力を拡大し、自民党2位の派閥にした。これは再登場の準備を整えたかのように見える。

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