日本政府観光局(JNTO)のデータによると、2017年上半期の訪日外国人客数は、17.4%増の1375万7300人に達した。訪日外国人の観光の意欲が高まり続けるなか、日本の経営コンサルタントは「訪日中国人客は爆買いから爆体験に変化したが、今や新たな変化も見られる」と分析した。日本新華僑報が伝えた。
まず、中国人客は日本への理解を深めている。大阪旅行を例とすると、外国人客は以前ならばユニバーサルスタジオジャパンを訪れていた。ここは外国客ばかりのスポットになった。今年に入ると多くの中国人客、特に中産階級の観光客がガイドに、ニッチなスポットを指定するようになった。一部は現地人でもあまり知らない場所だ。大阪の福田林じないまちは、江戸時代の風格を留めており、日本の伝統建築が保護されている。
次に、中国人客は自分で日本を理解することを重視している。中国人客は以前、団体ツアーの観光バスに乗り各スポットをめぐり、すべてガイド任せにしていた。しかし最近、中国人客の観光の考えに変化が生じた。自分で何も心配する必要がないということは、日本を本当に認識したことにはならない。そこでフリープランにより日本を理解しようとする人が急増している。彼らは自分で公共交通機関を利用し、ルートを調べ、飲食店を選び、自ら日本人と交流しようとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月30日