慰安婦ドキュメンタリー映画『二十二』公開 郭柯監督インタビュー

慰安婦ドキュメンタリー映画『二十二』公開 郭柯監督インタビュー。公開資料によると、生き残った「慰安婦」は2012年までに32人を残すだけとなった。2014年のドキュメンタリー『二十二』の撮影開始までに生存者は22人となった。この作品の名前はこの数字から命名された…

タグ:慰安婦 旧日本軍 ドキュメンタリー 郭柯

発信時間:2017-08-16 10:46:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

資料写真

エンディングは葬儀

作品のオープニングとエンディングはどちらも葬式のシーンが使われている。監督は、これがこの作品にとっての運命なのではないかと語る。

映画のエンディングは、大雪に覆われた山野が舞台だ。老人の墓が静かに山に立っている。カメラは少しずつ移動し、冬からやがて春が来て、墓には緑の草が茂り始める。このエンディングにはどのような意味があるのか聞かれると、郭柯監督は語った。

「正直に言って、精確な意味は私にも説明できない。果てしない雪原をながめていたらこんなことを思った。誰しもいつかはこの一歩にたどりつく。彼女らもそうやって歩いてきた。もし私たちがこのまま目を向けなければ、彼女らも、雪に覆われた山野にひっそりと埋もれていくことになるだろう。(10秒の沈黙)葬式をエンディングにしたのは、私にとっては、そんな思いを皆さんと分け合いたいということだ。私の社会に対する認識と人生経験には限りがある。だから何かをあえて説明したいとは思わない。自分の思想を持ち込めば偏狭となることを免れない。このような方式なら観衆と互いに交流し、皆が思考することができる」

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