上海未来夥伴機器人有限公司は児童教育を用いた小型家庭ロボットを展示した。子どもが遊びながら学習できるしくみになっているという。
高齢化と人件費の上昇などの影響を受け、省力投資が進む中、ロボットへの需要が急増している。中国企業がその成長に力を入れ、政府も産業振興政策を打ち出しこれを後押しする。
多くの見方は「中国企業の作るロボットはまだ発展段階にある」というものだが、中国美的がドイツのロボット企業を参加に収めるなどM&Aを積極化させている。「中国企業の技術吸収速度は予想以上」との指摘もある。
インドの調査会社MRFRの予測によると、2022年の世界のロボット市場の規模は現在の2倍、200億ドルに達するという。現在世界市場で大きなシェアを握る企業はまだなく、競争は始まったばかり。中国企業はIFAなどへの参加を通じて知名度を上げ、世界市場を取り込んでいく。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月9日