日本映画が中国市場で存在感 人気になるのはアニメだけ
リメイク版製作のほか、日本映画の中国公開も急速に増加している。2006年から15年の10年間、中国で公開された日本映画はわずか17作品にとどまっていた。しかし、16年に、その数は過去最高の11作品に増え、今年は現時点ですでに6作品が公開され、「ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」、「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」などの日本のアニメーション映画の公開も決まっている。さらに、映画版「昼顔」も公開される可能性が高い。
中国における日本映画ブームにおいて、絶対的な存在感を見せているのがアニメだ。昨年中国で公開された日本映画11作品のうち、実写版「ビリギャル」と「寄生獣」以外の9作品全てがアニメーション映画だった。今年も現時点で、「続・深夜食堂」と「君と100回目の恋」を除く全てがアニメの劇場版と人気アニメの実写版「銀魂」だ。
日本のアニメーション映画が中国で大人気となっているのと比べると、普通の日本映画のリメイク版や実写版「銀魂」、「君と100回目の恋」などは中国で興行収入があまり伸びておらず、一部の人の間だけで話題になっているようだ。
中日の文化の違いが原因でリメイク版の製作は難易度が高くなり、「容疑者Xの献身」や「家族はつらいよ」、ドラマ版「深夜食堂」なども、それが理由で不評を買っている。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年9月13日