<企画>中日関係に関する習近平主席の発言、総まとめ

<企画>中日関係に関する習近平主席の発言、総まとめ。2012年11月の中国共産党第18回全国代表大会(十八大)以降、習近平主席が中日関係についてどのような発言をしてきたのかを、以下にまとめた…

タグ:中日関係 首脳会談 十八大

発信時間:2017-09-25 17:26:22 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

(5)白黒を転倒させるやり方は最終的に自らを欺き、人を欺くだけ

○中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利69周年座談会での演説

時間:2014年9月3日

場所:北京

 

中共中央、国務院、中央軍事委員会は3日午後、中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利69周年を記念して人民大会堂で座談会を開いた。

 習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会)は重要談話を発表。「歴史はやり直すことができないが、未来は切り開くことができる。新たな歴史的出発点に立って、われわれが中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争の偉大な勝利69周年を記念するのは、歴史を銘記し、未来に警告するとともに、歴史の重任を担い、さらに奮発し、意気込んで中華民族の偉大な復興の実現のために奮闘するよう全党全軍全国各族人民に働きかけるためである」と強調した。

 座談会は劉雲山中共中央政治局常務委員(中央書記処書記)が司会。李克強中共中央政治局常務委員(総理)も出席した。

 習総書記は重要談話で「69年前の今日、中国人民は極めて困難な血みどろの奮戦を経て、凶悪極まる日本軍国主義侵略者を打ち負かし、近代以降の外敵の侵入への抵抗において初めて完全な勝利を収めた。中国人民抗日戦争の偉大な勝利は、近代以降深刻な危機に陥っていた中華民族が偉大な復興へと向かう歴史的転換点となった。この偉大な勝利は、中華民族の歴史に永遠に記され、人類の平和の歴史に永遠に記される」と指摘。

 「中国の政府と人民はこれまで同様、中日関係の発展に尽力する。また、中日間の4つの政治文書を基礎に中日関係の長期的で安定した健全な発展を促すことを望んでいる。日本軍国主義の侵略の歴史を正しく扱い、深く反省することは、中日関係の構築・発展における重要な政治的基礎だ。近代以降日本軍国主義の発動した侵略戦争は中国人民および広大なアジア各国人民にこの世のものとは思われぬほど悲惨な災禍をもたらした。これらは不動の事実であり、否認は許されないし、否認することもできない。われわれは最大の決意と努力をもって、世界各国人民と共に、中国人民抗日戦争と世界反ファシズム戦争の勝利の成果を断固として守り、戦後国際秩序を断固として維持する。侵略の歴史の否認や歪曲は断じて許さず、軍国主義の捲土重来は断じて許さず、歴史の悲劇を繰り返すことは断じて許さない」と表明した。

 習総書記はまた「事実は事実であり、正しい道理は正しい道理だ。事実と正しい道理を前に、口から出任せを言い、鹿を指して馬と言うような一切の言動は徒労だ。黒は黒なのであり、1万回言っても白に変えることは不可能だ。白は白なのであり、1万回言っても黒に変えることは不可能だ。白黒を逆さまにする一切のやり方は、最後にはいずれも自他ともに欺くだけだ。日本は歴史、人民、未来に責任を負う姿勢で、中日友好の維持、アジア地域の安定・発展維持の大局に立って、歴史問題を慎重な姿勢で厳粛に扱い、適切に処理し、歴史の教訓を真剣に銘記し、平和的発展の道を堅持すべきだ」と強調した。(編集NA)


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